こんにちは(^^♪ 太田市を拠点に結婚相談所「アン モーマン ドゥ」を運営している成美ママです。
「成美ママの結婚相談所」です。
今回のテーマは、「五感と第六感」についてお話ししていきます。
五感とは、動物がキャッチする情報のことです。どんな動物も…もちろん人間も、その五感によって、様々なことを予測し、方向性を決めていきます。
・視覚 83~87%
・聴覚 7~11%
・嗅覚 2~3.5%
・触覚 1.5~3%
・味覚 1%
よく見かけるデータに基づいた数値は上記のようになっていますが、では、第六感とは何なのでしょうか。
第六感とは、「なんとなくそう感じる」ということです。インスピレーションともいいますが、医学的根拠では説明できない心の問題のようです。
「なんとなく気が合う」
「いいことが起きるような気がする」 など、とってもいい予感も有れば、
「悪いことが起きる前に虫の知らせがあった」
「なんとなく胸騒ぎがした」
と、なんともザワザワしたイヤな予感もあります。
現代人は情報が豊かになっていますので、ある程度の『予測』はできますが、『予感』は誰でも持ち合わせている感覚なのです。
五感と第六感を最大限に活かして、楽しめる婚活をしていきましょう。
ある調査によると、
「交際後に配偶者を決めるポイント」(複数回答)
で、見た目を判断基準にする男性は30%弱、女性は6%だったそうです。意外な結果ですが、どうやら男性側は「見た目・ルックス」というのを重要視するそうです。
これまでの経験で「なるほど」と思える例として、男性が言う「見た目」とは、
・つきあい始めたころはきちんとしていたのに、親しくなった途端にだらしなくなった
・どうしても自分が相容れないファッションセンスになってきた
・日に日におばさんぽくなってきた
・前はあんなに笑顔が輝いていたのに、最近ではニコリともしない
など、交際期間が長くなるにつれて、第一印象からかけ離れていく女性のギャップに、結婚相手として考えられなくなっていくようです。
いつも隙が無いほどに着飾ったり、化粧をしてほしいというのではなく、おしゃれ心を失ってほしくないという願望があるようです。
また、
「すっぴんになったら、誰だかわからなかった」
という話しを聞いたこともあります。
女性からすると、
「そういうあなたは?」
ということにもなりかねませんが…。
男の子は小さい時には、保育園や幼稚園では可愛いくて優しい先生が大好きで、学齢期になると授業参観などで自分の母親が綺麗なのが嬉しく、思春期になると素敵な先輩に憧れを抱くようになります。自分のことはさておいて、女性を偶像化していくようです。
余談ですが、中年期に差し掛かる頃になると、自分も平等に年齢を重ねているのに、
「自分の妻が、こんなにおばさんになるとは思わなかった」
などと、不謹慎なことを平気で言う男性もいます。
一方、女性は男性を第一印象の時点で、見た目をフィルターにかけて選別します。好きな外見か?好きになれそうもない外見か?を瞬時に識別する能力が高いようです。無意識のうちに、 「この人に似た子どもを産んでもいいか?絶対に嫌か?」 ということまで頭の中で選り分けをするようです。
そもそも交際が深まる前に、
「見た目がムリ」
と思えれば交際に至りませんし、仮に何度か会うだけで早々に交際を切り上げる傾向があります。
配偶者を決める段階では、すでに「見た目」は合格していて、「頼りがい」や「生活力」など『信頼』に重きを置くようになっています。
同じ曲を聴いていても「いい音楽」と感じる人も居れば、不快を感じる人も居ます。
雨の音を聞いて落ち着く人も有れば、悲しくなる人も居ます。イライラする人も居れば、なぜだか雨の音が好きな人も居ます。
そのぐらい、「音」に対しての感じ方が違います。
テレビや映画での効果音を聞くだけで、その番組そのものがリアルになってきます。
さて、恋愛における聴覚で考えますと、まずは「声」が挙げられます。
人それぞれ声帯が違いますので、声質はみんな違います。声の高さも、話す速度も違います。
かつて、
「あの笑い声がどうしても好きになれない」
と言って交際をお断りした例があります。
そう言われるまで私は特段気になってはいませんでしたが、言われてから気にしてみると、
「確かに独特な息の出し方をする笑い声」
だと思いました。 それでも別に気にはなりませんでした。
その人は違う人と結婚に至り、現在も仲良く暮らしていらっしゃいますので、改めて「声の質の好み」ということを考えさせられました。
「言葉遣い」もまた聴覚を反応させます。
「話す内容」は聴覚を刺激します。
「TPOをわきまえない声のトーン」は聴覚に障ります。
最近では「言霊」というものがクローズアップされています。
言葉には全て意味があり、魂が宿っているという考え方です。
他者を褒めれば自分の品位も上がり、他者をけなせば自分自身を貶めることにもなるようです。マイナスなことばかり言っていると、気持ちは暗い方へ暗い方へと傾いてしまいます。
家庭を築いていくのを想像したときに、
「怒鳴り合いや罵り合いのない将来」
「暗い話題ばかりではなく明るい将来」
を描いてほしいと願っています。
「森林浴は気持ちがいい」
「このお部屋はとてもいい香りがする」
「美味しそうな匂いがしてきたら、急におなかがすいてきた」
「このお花の香りが好き」
最近ではアロマ効果などもクローズアップていますが、好きな香りには気持ちが良くなります。
反対に、嫌いな臭いには拒絶反応を示します。
「この食べ物腐ってない?」
「なんか変な臭いがする」
「焦げ臭くない?」
人間は、動物ほどの嗅覚はありませんが、生命体を維持するうえで嗅覚は欠かせないもののようです。
「花粉症で鼻が苦しい時は、何を食べても美味しく感じない」 と言う人も居ます。
男女間で交際を始める時には、嗅覚も関わってきます。
体臭や口臭などは、ご自身の体調面などで左右されます。医療的なケアが必要な場合は、検査を受けてみることも考えてみましょう。
それ以外に、ご自身で調整できる香り…例えば香水、柔軟剤、石鹸、運動などでの発汗後、喫煙、飲酒、職場環境での独特なものは、ご自身で工夫しましょう。デート前に着替えるなど、ちょっとした配慮をすることもできます。
人間も動物ですので、どうしても生理的に受け入れられない臭いがあることは否めません。
結婚相談所を介したお見合いでのお相手とは、スキンシップがある関係にはならないことが前提となっています。
なので、「触覚」ということにピンとこないかもしれませんが、判断する基準はいくつかあります。 例えば、 ・電車やバスやエレベーターの中で、思わずぶつかってしまった時に不快ではなかったか?
・外食時、お相手の人が食べ終わった後の食器に触ることがイヤではなかったか?
・お相手の人が落とした物を拾った時など、指が触れた時にイヤではなかった?
・靴を脱ぐような場所で食事をするときに、お相手の人が履いていた靴を揃えるのに抵抗はないか?
など、身体の関係がないからこそ、敏感に触覚を働かせることができます。
スキンシップが持てる関係になった時に、スムーズにお互いを包み合える関係になれるかを見極めることが大切です。
一般人は、 「美味しい」 「不味い」 「まあまあ」 など、大雑把な表現をしながら飲食をしますが、食レポをしているタレントさんは、実に細かく分析をした表現をしてきます。
交際を始めたお二人が、
「食べ物の好みが違いすぎてうまくいかなかった」
「好き嫌いが多くて、一緒に食事をしても楽しくなかった」
ということが迷いの理由になることが稀にはあるようです。
「『美味しい』と言って食べる姿に好感が持てた」
と、好印象になる例もあります。
結婚となると、「食」に関する今後の判断基準は大切でしょう。
かつては、それぞれの家庭の味があり、地域によっても違いがありました。その味を代々女性が引き継いでいました。
しかし最近では外食が増え、ネットではレシピが検索できるようになっています。料理好きな男性も増えてきていて、男女ともに親から家庭料理の作り方を教わっていたりします。
結婚後は、男女どちらが料理を作らなければならないという区別なくなりつつあります。地域による味付けにもこだわらず、2人が「美味しい」と思うものを取り寄せられますし、作ることもできます。お互いが育った家庭の味をアレンジして、新しい味にリニューアルすることへの抵抗感も減ってきているようです。
「食事が美味しい」
という中には、
「見た目・作るときの音・食べる時の音・いい香り・歯触り舌ざわり」という五感と、「その場の雰囲気」という第六感が総合されて、味覚を引き立たせるのでしょう。
「見知らぬ場所を旅して、何気なく入ったお店がとっても感じよくて美味しかった」
こんな経験がある人が、第六感が冴えている人です。 「晴れているけど、今日は洗濯物を外干しするのをやめておこうかな」
案の定、急な夕立が来た…こんなことも第六感です。 「たまたま、こちらの道から帰ってきたら、思いがけない懐かしい人に会った」 これによって交流が始まるのも、第六感が働いたのでしょう。
昔は「口コミサイト」もなかったし、時間ごとのピンポイント天気予報も有りませんでした。ナビもなかったから、出かける時には地図が頼りでした。
遠い遠い昔の人間は、地層や統計や調査結果もないのに、未開拓の場所で生活を営んできました。そこには独特の祈りや昔話も発祥しました。
第六感が冴えている人たちが生き残った末裔が、現代で生きている私たちなのです。社会が発展して情報化されても、やはり第六感で選択することはあります。
「結婚はタイミング」と言われます。
長年交際しても結婚に踏み切れない場合も有れば、あっと言う間にまとまってしまう場合もあります。
「タイミング」とは、第六感で決断できる人と結ばれることなのかもしれません。
「第六感」というと直観力だけと思われがちですが、実は人間として細胞レベルで命を授かった時からの記憶に基づいているともいえます。
誕生し、幼少期を迎え、学童期に入り、大人になっていくまでの過程で、たくさんの出会いがあり、経験を積んでいます。毎日毎日新しいことが起きていることが「生活」ですので、その古い記憶はほとんど消えています。
しかし、実は「第六感」の中に、過去の消えた記憶の喜怒哀楽から学習してきた結果に導かれていることが多いのです。 多くの経験を「学び」としてきた人は、第六感や他者を見抜く目が研ぎ澄まされてくるともいわれています。
初対面のはずなのに、
「どこかで会ったような気がする」
「懐かしい感じがする」
「緊張感がフッと抜ける」
など、このような感覚になる異性が目の前に現れることがあります。異性間だけではなく、同性間でも起こります。
人間には「潜在意識」というものがあり、記憶の中で全て学習しています。
忘れてしまっている子どもの頃の遠い昔…優しくしてもらった保育園の先生だったり、絵本を読んでもらっていた時に思い描いたヒーローだったり、幼馴染だったり、自分の親に似ていたり、祖父母に似ていたり、実は鏡の中の自分の面影だったり…。
そんなことが根底にある場合があります。
「一見、怖そうに見えるけど、この人は悪い人ではない」
という第六感が働いたとしたら、忘れていた過去に出会っていた誰かの目や表情に似ていた…潜在意識だったのかもしれません。
その人と出会う前は、あくまで「理想像」として結婚生活を描いていたけど、その人と出会ってからは「現実」としての結婚生活が浮かび、理想と現実を融合させた「幸せな将来像」思い描くことができるようなります。
漠然とではあっても、それをお互いに話し合うことができるようになります。
一方的に独りよがりの将来像を思い描くのではなく、 「2人で一緒に同じ将来の線を描いていっている」 という確かな手応えを感じた時、自分の第六感は信じても大丈夫でしょう。
一緒にいる時、お互いに信じられないぐらい時間の経過が速いと思える相手は、運命の人と直感づけてもいいのではないでしょうか。
「いつもは話が弾まないのに…」
「相手のお話しを聞いていてとても楽しい」
「時計を見たら、こんな時間が経っていた」
「ずっと前から知り合いだったようなきがするのに、まだこんな短期間だった」
「まだ知り合って間もないと思っていたのに、もう〇か月も過ぎていた」
など、時間に対する感覚が、今までとは何か違うような気がしたりします。
他人から見れば、
「あんな口下手な人といて、何が楽しいの?」
と思われても、会話の有無ではなく、
「一緒にいるだけでいい」
と思えるような相手は、第六感で惹かれ合っているということです。
説明のできない相性の良さや、阿吽の呼吸で一緒の時間を過ごしています。
第六感で感じた運命の人と、一目惚れをした相手とは、似ているようで、微妙に異なります。
「一目惚れ」とは、外見や瞬間的な所作に惹かれてしまうことです。第一印象が自分の好みにドンピシャで、その時の立ち振る舞いにときめいてしまうことが一目惚れです。
一目ぼれを否定するわけではありません。しかし、要注意の一目惚れも有りますので理解しておきましょう。
危険な一目惚れとは、たまたま好きなタイプの人と目が合っただけにすぎないのに、その人との出会いも人間性も全てを美化してしまいます。交際後に相手の欠点を認めることができず、一緒にいても自分らしくふるまうこともできません。
心が寂しい時、イライラしている時、結婚に焦りすぎている時、理想に当てはまり過ぎた人と出会った時など心が疲れている時の一目惚れは警戒しましょう。
第六感で「運命の相手」と感じられる人は、五感の相性も加味した相手となります。
例え一目惚れだとしても冷静に見ることができます。
たまたま理想の相手のことも有るし、全く好きだったタイプでもなく、俗に言うイケメンやイイオンナでもないのに、その人に一目惚れをしたとしたら…?そして、その人と一緒にいると居心地が良くて、長続きするおつきあいができて、将来像が描けるとしたら…?
もしかしたら、それは第六感の「運命の人」かもしれません。
「この人とはうまくいくはず」
「相性がピッタリだと、自分にはわかる」
「あの人は、自分に絶対に振り向くはず」
「占いで言われた通りの人」
「占いで言われたタイミング」
「予知夢を見た相手」
自分だけの問題であれば、自分の第六感を信じて、それを貫くことがあってもいいでしょう。
しかし、こと恋愛や結婚となった場合には、お相手にも第六感があり、信念があります。
自分の第六感を過信し、暴走してしまうことは非常に危険な行為です。お相手の気持ちを察することができない人は、恋愛における第六感が欠如した人と言えます。
結婚相談所を介したお見合いでは、五感の中の「視覚」から始まります。
プロフィールの文章よりも、まずは写真を見てお見合いするか?しないか?を決めて、お返事を出します。
そもそも交際を始めるか?どうなのか?と迷った時に、往々にして、
「あんな見た目の人だと、友人から何を言われてしまうか…」
と、そんな基準で逡巡してしまうこともあります。
でも、第六感を信じてお見合いをしてみましょう。
「この人」と思えたら、交際をしてみましょう。
ビジュアルもマインドも経歴も希望通りの人と出会えたら最高のハッピー♡
見た目は好みじゃない…でも…ご自身の第六感で「この人」と思えたら、自分を信じてみましょう。
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